中国のレンタルサーバーを利用するメリットとデメリット

ホームページやサイトを作る時にはレンタルサーバーが必要です。しかし一言でレンタルサーバーと言っても国内の企業だけでなく、アメリカや中国等海外で運営されているものもあります。では海外、特に中国のレンタルサーバーを利用するメリットやデメリットは何かというと、それぞれいくつかあるので詳しく見ていきましょう。

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メリット①コストパフォーマンスが良い

海外のサーバー、特に中国は日本国内のサーバー事業者と比較をしてもコストが安いというのが大きなメリットとして挙げられます。しかも保管出来るデータの量や転送量が無制限になっている事も珍しくありません。日本のサーバー事業者と比べてもかなりお得です。

何故中国には安い上に充実した環境が整っているのかというと、激しい企業間の競争があるからです。中国は人口も多い為、その分サーバー事業者も多く、顧客を獲得する為にコストダウンやサービスの拡充が常に行われている為、日本と比べてもかなりサービスが充実しています。

その為とにかく充実したサービスをリーズナブルな価格で受けたいという人にはおすすめです。

メリット②IP分散を行なう時に便利

IP分散を行なう時に便利というのもメリットの1つです。自社のインターネット上のサイトの検索順位を出来るだけ上位にする為に、サブのサイトを作り、そしてメインのサイトに向けてリンクを貼るという方法があります。

しかしメインサイトとサブのサイトが同じIPアドレスの場合、ポータルサイトや検索サイトから悪意のあるサイトと判定されて、かえって評価が下げられ検索順位を下げられてしまう恐れもあります。そこで中国のサーバーを使用してサブサイトを作り、メインサイトとは異なるIPアドレスを獲得してからリンクを貼るという方法を行えば、IPアドレスが重複する事もないので悪意のあるサイトとは判定されず、ペナルティの対象にもなりにくいです。

このように海外のサーバーを使う事でIP分散がしやすくなるというのは大きなメリットです。

メリット③地震等の自然災害に巻き込まれるリスクが低い

自然災害のリスクが低いというのも大きなメリットです。日本は地震が多い国です。日本国内のサーバー事業者を利用する場合、常に地震のリスクが伴うだけでなく、台風や大雨といった自然災害のリスクもあります。日本国内のサーバー事業者はこうした自然災害リスクを避ける為に、色々と対策を行わなければならず、その分価格も高くなっています。

一方中国は日本と比べると地震は少ない為、その分安全に運用する事が可能です。その為地震や台風といった自然災害からのリスクを出来るだけ避けたいという人は、中国のレンタルサーバーを利用すると良いです。

メリット④現地からのアクセススピードが速い

インターネットの回線速度は日に日に速くなっています。しかしいくら速くなったとしても、データセンターとの距離が離れれば離れる程通信には時間がかかってしまいます。例えば日本にデータセンターがあり、日本国内からアクセスした場合わずか1秒で表示されるサイトでも、中国からアクセスした場合10秒程かかってしまうという事です。

表示速度はかなり重要で、遅くなればなるほどアクセス数は少なくなってしまいます。そこで海外サーバー、つまり中国のレンタルサーバーを利用する事で、中国や周辺地域からのアクセス速度は速くなり、海外ユーザーをしっかりと掴む事が可能です。

また表示速度が遅いと、検索順位にも影響を及ぼす為、特にネットショップを経営していて中国ユーザーをメインにしたいのであれば、日本国内にサーバーを置くよりも中国に置いた方が良いです。

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デメリット①日本からアクセスする場合遅くなってしまう

サーバーが置いてある場所は、接続スピードに大きく影響します。したがって、中国のレンタルサーバーを利用する場合、中国からのアクセスには速いですが、日本からの接続スピードはどうしても遅くなってしまうというのがデメリットです。

メインターゲットが中国の人であればそれほど問題はありませんが、日本の人もターゲットにしているのであれば、日本にもサーバーを置く必要があります。その為自社が提供しているサービスは、どこの国の人がメインターゲットなのかという事を、まずは決めておくなり調べておくなりする事が重要です。

デメリット②日本語でのサポート体制がない場合がある

中国のレンタルサーバーを運営しているのは基本的には中国現地の会社です。当然サポート窓口での対応も基本的に中国語、あるいは英語の場合がほとんどです。その為、何かトラブルが起きたり分からない事があった時に日本語でのサポート体制がありません。

しっかりと意思疎通が出来ない恐れがあるというのもデメリットの1つとして挙げられます。つまり日本語しか分からない人にはあまり向いていないという事です。また海外だと時差もあります。問い合わせのメールをしてもすぐに返って来なかったりする為、リアルタイムでの対応はあまり期待出来ません。

ただ日本と中国の時差は1時間なので、それほど時差に関しては気にしなくても大丈夫です。

デメリット③セキュリティや治安に問題がある可能性があったり、信頼出来る会社なのか判断が難しい

日本と比べても中国は人件費や土地代が安く、その分セキュリティ対策が甘い可能性があります。また治安も日本と比べると良くない所もある為、治安が良くない所にデータセンターがあると狙われてしまうという恐れもあります。

中国のレンタルサーバーを利用する場合は、価格やサービスだけでなく、セキュリティや治安も考えて慎重に事業者を選ぶようにしましょう。また契約した会社が信頼出来る会社なのか判断するのが難しいというのもデメリットです。

日本国内にある会社であれば、どういう会社かある程度調べる事が出来ますが、中国の場合海外な為、中々どれ位の事業規模なのかや周囲の評判はどうなのか、そしてサーバー運営会社自体が信頼出来るのか等を判断しにくいです。

したがって、契約したレンタルサーバー会社が急に倒産したり、契約した内容と異なっていたりする等のトラブルに巻き込まれる可能性が、日本のサーバー事業者よりも高いという事は知っておきましょう。

中国のレンタルサーバーを利用する場合は、メリットとデメリットの両方を見極めて利用する事が大切

中国のレンタルサーバーもサービスが充実してきており、日本のものと遜色なく使えるようになってきています。むしろ日本よりも充実したサービスを提供している所もある位です。しかし中国のレンタルサーバーを利用する場合、沢山のメリットがある反面デメリットもいくつかある為、両方をきちんと見極めた上で利用するようにしましょう。