レンタルサーバーの賃借料が異なる理由と見極めポイント


ネットの活用が進み、ホームページやブログを公開したい個人の方や、自社サイトを運用したい企業でレンタルサーバーの使用が進んでいます。初めてレンタルサーバーを利用する方は、サービス提供会社の多さに加え、料金体系が大きく異なることに当惑されるかもしれません。

こちらでは、レンタルサーバーの賃借料が異なる理由と、自身にとってサービスと料金体系のバランスが取れているものを探すコツをご紹介します。

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レンタルサーバーの賃借料が各社で大きく異なる理由

レンタルサーバーを比較する際に重視したい項目の一つが、月々の賃借料でしょう。実際に、レンタルサーバーの料金体系を見ると、月々100円程度から数千円するものがあり、選ぶときに悩んでしまうかもしれません。レンタルサーバーの賃借料の違いは、大きく分けると、環境とサービスの2種類が関係します。

レンタルサーバーの環境の一つの要素となるのが、スペックです。レンタルサーバー事業者は、サービスを提供するためにサーバー機器を何台も所有し、維持しています。サーバー機器は、パソコンと同じように考えるとわかりやすいかもしれません。

パソコンは、OSの種類やCPU、メモリの容量などで価格が大きく異なり、同じサイズのパソコンでも、性能の良し悪しで価格設定が違ってきます。ですので、使用しているサーバーのスペックにより、賃借料が変わってくるのは容易に理解できることでしょう。

レンタルサーバーのスペックが同じであったとしても、何人でシェアするかにより、賃借料は異なってきます。1台のサーバーを100人で共有するより、200人で共有した方が賃借料は安くなるに違いありません。1台でシェアする人数が多いケースでは、サービス利用に際して制限が多くなる場合がある点を覚えておくとよいでしょう。

レンタルサーバー事業者は、サーバーのスペックや回線などにより、適正と思われる収容人数を定めて運用していますが、シェアする人数が多いと、アクセスが集中してサーバーに負荷がかかるケースが増えるなど、サービスのクオリティの低下が懸念されます。

また、あらかじめ同時アクセス数などが決まっているなど、他の利用者との均衡を図っています。サービス面で賃借料に影響を与えるものとしては、容量やマルチドメイン数、データベースの使用や転送量、メール設定などが挙げられます。

また、アクティブなコンテンツを作成するのに役立つCGI・SSI・PHP・SSHに加え、アクセス解析などの使用ができるかどうかで、料金が異なります。

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レンタルサーバーの賃借料を判断するポイント1.データ容量

近年ではレンタルサーバーの価格競争が激しく、格安で利用できるものも多くなっていますが、選ぶ際には、自身の利用目的や用途を考え、各種サービスとのバランスを考慮する必要があります。レンタルサーバーの賃借料が自分にとって適切かどうかを判断するポイントの一つが、データ容量です。

データ容量は、多いに越したことはないと考えがちですが、容量に比例して賃借料が設定されるケースが多いので、将来予測を立てたうえで、過不足がない容量を選択するとよいかもしれません。一般的に、個人サイトやブログであれば10GB、法人ではメールの使用の多さを考えて30GBを目安にするとよいようです。

ただし、容量が必要な画像を多用する場合は、データ容量の多い料金体系や無制限に使用可能なプランを選ぶと、多少賃借料が高くなっても、ストレスなく利用できるに違いありません。

レンタルサーバーの賃借料を判断するポイント2.転送量

レンタルサーバーの賃借料を考えるうえで大切にしたい別のポイントが、転送量です。転送量は、サーバーからサイトの閲覧者に送られるデータの合計量です。多くのレンタルサーバーでは、1日もしくは1ヵ月あたりのデータ転送量の上限が設定されています。

転送量は、1ページあたりのデータサイズにアクセス数を掛け合わせて計算します。一定期間の転送量が上限に達すると、それ以降のアクセスに速度制限がかけられ、表示スピードが遅くなるなど、サイト閲覧者がストレスを感じる状況が発生します。

レンタルサーバーの利用では、自身が発信したい情報を、サイト閲覧者に対してスムーズに提供することが大事になります。自身の転送量に見合ったサービスを使うと、支払う賃借料以上のコストパフォーマンスを期待できるでしょう。

レンタルサーバーの賃借料を判断するポイント3.サポート体制

レンタルサーバーの賃借料を判断するのに考えたい点は、サポート体制です。サーバーを提供している各社で、サポート体制は大きく異なるからです。サポート体制を比較してみると、メールのみとしているところもあれば、電話やチャットなどでも対応するところがあります。

特に電話やチャットによるサポート体制を敷いているところは、問い合わせの有無にかかわらず、対応する人員を確保しているので、レンタルサーバーの賃借料が高くなる傾向があります。レンタルサーバーのサポート体制がどの程度必要かは、借りる側のサーバーに関する知識の程度やトラブルシューティング能力によるでしょう。

自分でトラブルを解決できる人にとっては、サポート体制はそれほど重視すべき点ではないかもしれません。それでも、レンタルサーバーは、自分で管理しない分、わからないことも多いものです。特に、サーバーに詳しくない方や運用に不安を感じる方は、電話を含めたサポート体制があると、スピーディーな問題解決が可能になることに加え、トラブルを少なくできるかもしれません。

用途や使用目的により重視したいポイント

近年では、Webサイトの作成にWordPressを使う方が多くなっています。WordPressを利用する場合は、レンタルサーバーの利用に際し、MySQLの使用が可能かに加え、設定可能数に着目できます。他のサービスとの兼ね合いもありますが、MySQLの有無や設定可能数は、賃借料に影響することがあるからです。

安定したサイト運営には、1つのWordPressサイトについて、1つのデータベースを使用するのがベストといわれています。MySQLですが、設定可能数は無制限となっているものの、一つ一つの容量に限りがあるケースもあるようなので、WordPressを多用したい方は、サービス内容をよく見て、料金プランを選択するとよいかもしれません。

企業などが複数のWebサイトを利用する場合に考えたいのが、マルチドメイン機能です。マルチドメイン機能があれば、一つのレンタルサーバーに複数のサイトを共存でき、多少賃借料が高かったとしても、コストパフォーマンスが高い運用が可能になります。

レンタルサーバーの賃借料を考えるうえで重視したいポイント

レンタルサーバーは、使用している機材や回線、何人でシェアするかなどにより、賃借料が変わってきます。また、サービスの量や質、サポート体制が充実していると、賃借料が高くなる傾向があります。レンタルサーバーの賃借料を考えるうえで大切なのは、サーバーを使って何を実現したいかということです。

サイト運営に必要な容量や、サイトをストレスなく閲覧できるといった要素を考慮するとよいでしょう。